魚のさばき方教室では、小鯛を三枚におろして、一枚を「湯引き」という調理法で手まり寿司を作りました。
もう一枚と頭は、たった3粒のアサリ、野菜といっしょに「アクアパッツァ」を。アクアパッツァを自分で作るなんて考えたこともない!そういう驚きの声がたくさんあったレッスンでした w
我ながら、一度で二度おいしいお得なレッスンだなと自負しています(^^♪
今回は、アレンジ編として「小鯛の鯛めし」を紹介しますね。
作り方の途中で、なぞなぞが出てきます(笑) 嫌がらせではありませんよ。復習をかねて、答えを考えてみてくださいね(^^♪
その答えはきっと、他の料理にも使えるようになるはずですから。
小鯛の鯛めし
材料【2~3人分】
- 小鯛 1尾
- 米 2合
- だし汁 355cc
- 醤油、酒、みりん 各大さじ1
- 塩 適量
- 三つ葉(あれば) 適量
作り方
① 米は洗って研ぎ、たっぷりの水に浸しておく。(水を吸わせる)
② 小鯛はウロコと内蔵を下処理する。【レッスンで行った通りです】
③ 食べるときに表になる小鯛の身に飾り包丁を十字に入れる。【飾り包丁を入れる理由ふたつ、覚えていますか?】
④ 小鯛の両面全体にしっかり塩を振り、表面の色が変わる程度に軽く焼く。【尾びれに化粧塩は要りません、理由は分かりますか?】
⑤ 炊飯釜または鍋にザルで水気をきった米とだし汁、調味料を入れてかき混ぜ、小鯛をのせて炊く。
⑥ 炊きあがったら、一旦小鯛を取り出し、中骨や小骨を取り除き、身をほぐしてごはんと混ぜる。
表面を焼いてから炊くと、魚臭さが軽減されます。塩は少々ではなく、しっかり振ると旨みがでます。
小鯛が焦げるまで焼いてしまうと、ごはんに焦げ臭さが移ってしまうので、表面だけ軽く焼くようにしましょう。身の中心は炊いてるうちに火が通ります。
小骨は取り切れず残ってしまうので、食べるときに注意しましょう。特に小さいお子さんが食べるときは気をつけてくださいね。
やっぱり鯛はおいしい~。他の魚とは明らかに違う高級魚。小鯛は天然ものですが、値段は手ごろかなと。
骨取りがちょっと面倒ですけど、魚臭さが全くなく、うま味が凝縮させていて、ごはんが進みます。
ぜひお試しを!